南城眼科Blog

患者様サービス向上のため日々努力する眼科スタッフのブログ
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飛蚊症とは?
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    こんにちは看護師の屋比久です。
    早いものでもう9月秋になりますね。
    秋といえば食欲の秋・読書の秋・スポーツの秋ですね。
    おいしいもの食べて〜 火花(ピースの又吉さんが書いた本)読んで〜
    子供達の運動会行って〜 秋を楽しみたいと思います。
    皆さんも、秋を楽しんで下さいねムード

    今回は、飛蚊症についてお話したいと思います。
    皆さんは、黒い点や虫のようなもの、または薄い雲のようなものが視野の中に
    見えたことはないでしょうか?このように、視野にごみや虫のようなものが
    飛んでいるように見える症状を飛蚊症と呼びます。
    目を動かしても、影は同じ方向に移動しかつ細かく揺れるので、その名のとおり
    目の前を蚊が飛んでいるように感じます。ただし、影の形は、ひも状のものやリング状
    のものなど様々です。いつもは気が付かなくても、白い壁を見たときや空を見たときには
    はっきりと現れることが多いと言われています。殆どの場合は、加齢などの生理的変化に
    よるものですから、心配いりませんが、たまに網膜剥離など重篤な疾患の前触れである
    ことがあるので注意が必要です。



    飛蚊症の原因について】
    飛蚊症の原因は、特に治療が必要でない「生理的」なものと、治療をしないと視野が障害される
    事がある「病的」なものに分けられます。

    1)生理的飛蚊症
    生理的な原因で起こる飛蚊症は、目の構造と密接な関係があります。
    目の中は空洞ではなく、透明なゲル状の硝子体という物質で満たされています。
    硝子体の成分は時と共に変化し、一部にしわのようなものができます。すると、
    この部分が濁ってその影が網膜に映り、視野の中で黒い点のように見えるのです。



    2)病的飛蚊症
    飛蚊症を自覚しても問題のない場合がほとんどですが、なかには、次のような重大な
    目の病気の一症例であることがあります。

    (1)網膜裂孔・網膜剥離
    網膜に穴が開いてしまったり(網膜裂孔)、網膜が剥がれてしまった状態(網膜剥離)では、しばしば
    飛蚊症を自覚します。光視症(視野の中に閃光のようなものが見える症状)を自覚することがありますが
    無症状のこともあります。病状が進んでくると視野欠損(カーテンをかぶせられたようにみえにくくなる
    症状)や視力低下が起きます。網膜には痛覚がないので、痛みはありません。適切な治療を行わないと、
    失明する危険性が高い病気といえます。

    (2)硝子体出血
    糖尿病や高血圧、外傷などが原因で硝子体の中に出血することがあります。
    ひどい出血の場合は、目の前に墨が垂れてきたような見え方や、霧がかかったような見え方をしますが、
    出血が軽度の場合は飛蚊症として自覚されることがあります。
    最初は軽度であっても、日に日に影が濃くなるようであれば、出血が続いていると考えられます。

    (3)ぶどう膜炎
    一部のぶどう膜炎では硝子体に濁りを生じる為、飛蚊症を引き起こします。
    ぶどう膜炎の場合は、羞明感(まぶしく感じること)・眼痛・霧視(かすみがかかったように見えること)
    充血・視力低下を伴うことが多いです。

    ★おわりに★
    飛蚊症は、多くの場合は加齢に伴う生理的なものであり、心配する必要はありません。
    しかし、その一部は治療を必要とする重篤な病気の前触れであることがあります。
    たとえ重篤な病気だとしても、今は優れた治療法があるので悲観することはありませんが、
    早めに治療した方が治りがよいことはいうまでもありません。飛蚊症を自覚したら、一度
    眼科専門医を受診することをお勧めいたします。
    | 南城眼科 | 眼の病気 | 08:28 | comments(0) | - |